商品等の購入に際して支払う付随費用
商品の購入・仕入時において、運送料金や関税・保険料・手数料など様々な費用(付随費用)が発生することがあります。
それら費用の課税区分については、取引内容に応じて判定を行います。
取引内容 | 判 定 |
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①国内運賃、荷役費、荷造費、保管料(保険料を除く)、購入手数料 | 課税 |
②国際運賃 | 免税 |
③運送保険料、支払利子 | 非課税 |
④関税、不動産取得税等の租税公課 | 不課税 |
①の費用は、課税資産の譲受けとして、課税仕入れとなります。
②の国際運賃は免税となることから、課税仕入れから除かれます。
③の保険料等は、非課税とされる金融取引の支払対価に該当して非課税となります。
④の租税公課は、対価性がなく課税対象外となることから、いずれも課税仕入れとなりません。